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糖質制限で抜け毛が増える?!原因や対策は?

糖質制限をすると抜け毛が増えるって本当でしょうか。

原因や対策についてもまとめました。

糖質制限で抜け毛が増える?

糖質制限をすると抜け毛が増えるの?


糖質制限をすると抜け毛が増えるというのは、考えにくいです。

抜け毛が増えるということは、髪を作り出したりキープしたりする栄養が足りなくなるということです。

毛根に栄養が行かなくなって痩せてしまうと、髪をキープしておく栄養が減ってしまい、そのまま抜け落ちます。

糖質制限をすると主食はタンパク質になることが普通です。

タンパク質は体内に入ると分解されてアミノ酸になります。

アミノ酸は髪の主原料なので、糖質を普通に摂っていた糖質制限前と比べ、タンパク質の摂取量は増えているはずです。

また、タンパク質を合成したり、骨や髪の発育に欠かせない必須ミネラルがあります。

それが亜鉛です。亜鉛は普通に食事をとっていれば、不足することはない栄養素です。

肉としては牛肉や豚や鳥のレバーに含まれています。

卵の黄身にも亜鉛は含まれていますし、糖質制限や糖尿病食には欠かせないといわれている豆腐などの大豆製品にも含まれています。

「糖質制限をした=抜け毛が増えた」という場合は、糖質制限のついでに肉や卵も制限して野菜中心のダイエットをしている場合が多いのではないでしょうか。

血糖値が高いと抜け毛が増える


血糖値が高い血液の状態はドロドロです。

糖分の含まれているジュースをテーブルの上にこぼしたとき、ふきんで拭っただけでは跡がべたべたします。

あの状態と一緒です。

髪に栄養を与えているのは、末端の毛細血管です。

大変細い血管なので、どろどろの血液だとすぐに血行不良になります。

血液は酸素と栄養分を運んでいるので、血行不良になってしまうと髪を作り出す毛母細胞に栄養と酸素を届けることができず、細胞が酸欠状態、栄養不良状態になります。

これが抜け毛の原因です。

栄養が末端まで行き届きやすい血液とは、サラサラの血液です。

糖質制限をすると抜け毛が減るといったら言い過ぎですが、抜け毛は『食事からの糖質の多さ=血糖値の高さ』によるところも多いもの。

サラサラの血液を目指すことが、抜け毛や薄毛の予防の最初の一歩であることは疑いがありません。


髪のために気を付けたい生活タイプ


髪は、タンパク質・亜鉛・ビタミンが足りていなければ元気に育ちません。

ですが、これらが摂取量としては足りていたとしても、生活の中で亜鉛やビタミンを大量消費してしまう生活タイプの人は抜け毛や薄毛になりやすいといえます。

非常によく運動をする


タンパク質の消費量が多いタイプです。

年齢の割に白髪が多かったり、お酒を飲むと食べなかったり、忙しいときは食事を気軽に抜いてしまったりするタイプの方は、タンパク質が不足している可能性があります。

インスタント食品が好き


インスタント食品を多く食べるのは、亜鉛不足につながりやすいのです。

インスタント食品にはリンが多く含まれています。

体の中のカルシウムとリンは1:1の割合が一番望ましく、それ以上にリンが増えてしまうと体は骨からカルシウムを溶け出させて補います。

これを回避するために亜鉛は使われます。

ストレス・飲酒が多い


亜鉛は吸収が悪い上に、失われやすい栄養素です。

ストレスを感じれば大量に消費されますし、飲酒のたびにアルコールを分解するのに亜鉛が大量消費されます。

肉や卵を食べているにもかかわらず、インスタント食品やお酒が大好きでストレスの多い生活を送っている人だと、摂取している亜鉛が髪に行かずに消費されてしまっている可能性があります。

偏食がある


髪に必要なビタミンは、ビオチンやビタミンE、ビタミンB群などです。

外食が多かったり、ファーストフードを食べる機会が多かったりする人は特定の栄養素に偏る傾向があります。

食事はバランスよく、できるだけ多品目を摂取することが望ましいので、足りない自覚がある方はサプリメントで補うこともよい方法です。

過剰摂取には注意して下さい


タンパク質、亜鉛、ビタミン類が髪に良いとは言っても、過剰に摂取すると体に悪影響を与えます。

ビタミン不足を気にして、規定量以上の大量のマルチビタミンを摂取したところ、ビタミンAも過剰に摂取してしまい、脱毛に結びつく例もあるようです。


糖質制限をしても、すぐには効果が出ません


血糖値は、今までの生活習慣の蓄積です。

それこそ1日や2日ではなく、数年にわたる生活習慣の蓄積の結果です。

なので、糖質制限をしたからと言ってすぐに薄毛や抜け毛は改善されません。

糖質制限をしても、ストレスの多い暮らしを続けていれば抜け毛は止まりにくいですし、タンパク質を普通に摂っていてもたくさん運動をする方は運動する筋肉を作るほうにタンパク質が取られてしまいます。

抜け毛を何とかしたいので糖質制限を、という方はまず生活を見直してみてください。

そのうえで糖質制限をし、血糖値が低いサラサラの血液にすることを心がければ、髪にも良い影響が出ることが期待できます。

医師から糖尿病予備軍と診断された人は、指導のあった通りの食生活が必要です。

ですが、血糖値も上がり気味になっていて、抜け毛や薄毛が気になる方は糖質制限を試してみてもよいかもしれません。

糖質制限の注意点


体重は減る、抜け毛が改善されるかも、と期待できる糖質制限ですが、糖質制限にもリスクがあることを知っておく必要があります。

糖質制限は筋力を減らすことがある


炭水化物などの糖質は、大変効率の良い栄養素です。

食べる量に対して、脂質やタンパク質よりも多いエネルギー量を生み出します。

そのため、単純に「ご飯抜き」の食事量では体が必要とするエネルギー量が足りなくなります。

足りないエネルギー量を補うために体は筋肉を分解してアミノ酸に変え、エネルギー源とします。

糖質制限を極端に行うことは、筋肉量を減らしてしまうことです。

人間の体は筋肉で動かしているものが大変多いです。

関節等はもちろんですが、心臓も筋肉で動かしています。

年配の方が糖質制限をした場合、筋力不足でケガをし、寝たきりになってしまう可能性も非常に多いそうです。

65歳以上は糖質制限を行うべきではないという医師の意見もあります。

糖質制限は骨密度も減らす


糖質制限をすると、まずは脂肪を燃焼させてエネルギーに変えます。

そのため血液中には、脂肪を燃焼させた後の燃えかすのような物質が残ります。

これをケトン体と言います。アルカリ性の物質です。

ケトン体が高い状態が長期間にわたると、尿中に排泄されるカルシウム量が増えているという研究があります。

カルシウムは骨から溶け出すので、骨密度が下がり、骨粗しょう症になりやすいといわれています。

骨密度が減ってしまうと、転んだだけで骨が折れてしまいます。

極端な糖質制限は筋肉量も減らすので、転びやすくなります。

転んで骨折、寝たきりという例が多いのも、糖質制限が危険だといわれている一つの理由です。

糖質制限のデメリットを減らすために


ゆるい糖質制限を心がけましょう。

ゆるい糖質制限とは、3食の主食を完全にゼロにすることではなく、まず半量にすることから始める糖質制限です。

糖質制限の歴史はまだ新しいので、長年続けた場合にどのような影響が出るのかはまだ実証されていません。

将来、あっと驚く副作用が出てきても対応できるよう、完全な糖質制限よりもゆるい状態にとどめておいた方が安心だと思われます。