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糖質制限ダイエットは危険なのか?想定される5つのリスク

糖質制限ダイエットを検討している女性
糖質制限ダイエットは、特に糖尿病や血糖値の高い人には危険であるといわれます。

そのリスクについてまとめました。

糖質制限をする上での注意点についてもまとめています。

糖質制限ダイエットはどんなダイエットか?


糖質制限ダイエットはその名の通り「糖質=炭水化物」を減らす、あるいは摂らないというダイエット方法です。

体重が簡単に落ちるというので有名になりました。

体重が簡単に落ちるのには理由があります。

糖質は体内に水分をため込む性質があります。

その量は、糖質1gあたりにつき、水分が3gと言われます。

糖質が減ると、水分をため込んでおけなくなるので余分な水分は排出されます。

肝臓内に貯めこまれている糖質が減ると、水分がどっと減ります。

そのため、最初は急に体重が落ちます。

面白いように落ちるため、糖質制限ダイエットにはまる方は多いのですが、ため込まれている水分量にも限りがありますので、極端な減りはいつか止まります。

大幅に減った体重は、体内の脂肪の現象ではなく、水分であるということを理解しておいてください。

炭水化物が老化を促進する、という説もあります。

糖質過剰によって起きる「糖化」という細胞の老化状態が軽減できるという理由です。

炭水化物を抜けばアンチエイジング効果もあるという説もあるので、女性にも糖質制限ダイエットは支持されています。

良いことづくめに思える糖質制限ダイエットですが、糖質制限ダイエットを行うことには実はいろいろなリスクがささやかれています。

特に糖尿病の方、血糖値が高い方は注意が必要です。

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糖質制限ダイエットのリスクとは?


特に糖尿病を持っている人、血糖値が高い人は次のようなリスクが想定されると言われています。

腎障害を起こしやすい


炭水化物分の満腹感を得ようとすると、主にタンパク質を摂ることになります。

タンパク質の過剰摂取は腎臓に負担をかけます。

糖尿病の人は、細い血管から血管障害を起こす可能性があります。

血糖の高い状態の血液は、血管を傷めるからです。

腎臓は細い血管がたくさん網のように張り巡らされている臓器です。

血管が傷んでいる状態で負荷をかけることにより、腎障害を起こしやすくなる可能性があるといわれています。

低血糖になる可能性がある


糖尿病の人は投薬治療を受けていたり、インスリン注射を受けていたりすることがあります。

これらの治療は、食事に糖質が定量含まれていることを大前提にして計算されています。

食事に糖質がない状態でインスリンや血糖降下剤を使用した場合には、血糖値が下がりすぎてしまい、低血糖になってしまうことが想定されます。

低血糖は一度体験してしまうと、次から無自覚低血糖の状態になることがあり、大変危険です。

脳の機能低下


脳は糖質を消化した時にできるブドウ糖を唯一のエネルギー源としています。

ブドウ糖が補完されない状態が長く続くことによって、集中力の低下やイライラが見られるようになります。

ケトン体の急増による弊害


筋肉もブドウ糖を燃料源として活動します。

ですが、ブドウ糖が無くなると脂肪を燃焼して燃料源に変えます。

このとき、体内の脂肪が分解されるために脂肪そのものの量が減り、痩せるという現象が起きます。

これが糖質制限ダイエットの本分です。

ですが、脂質を分解するとケトン体という物質が生産されます。

極端な糖質制限食を行っている人からは「ケトン臭」という独特の体臭がするようになります。

ケトン体は酸性の物質なので、血中にケトン体が増えすぎると血液が酸性になります。

この状態をケトアシドーシスといいます。

ケトアシドーシスの状態になると、血液中の酸素利用が低下します。

脳に達すると脳の機能が低下するため、昏睡状態になります。

これをケトン性糖尿病性昏睡と言います。

胃腸への障害


タンパク質や脂質は、炭水化物よりも消化に時間がかかり、胃腸の負担を増やします。

特に胃腸が弱い方には向きません。


それでも糖質制限ダイエットをしたい方に


治療を受けている人には勧められません


糖質制限ダイエットは、インスリン注射や血糖降下剤などを服薬中の方には勧められないダイエット方法です。

必ず医師に相談してください。

どうしてもやってみたい場合は、薬を変えたり注射の量を変えたりなどということが必要になってきます。

カロリーの減らしすぎには注意しましょう


糖質を減らすと、摂取カロリーががくんと減ります。

糖質は大変効率の良いエネルギー源なので、その分をタンパク質や脂質で補おうとしたら、結構な量食べなければいけなくなります。

糖質制限ダイエットは最初のうち、本当に体重が減ります。

そこで面白くなって食べる量自体も減らす人が多いのです。

糖尿病の場合は、摂取カロリーは厳密に管理されていないといけません。

減らすのもまた、思わぬ弊害が出てくることがあります。

極端な糖質制限は避けましょう


どのダイエット方法にも言えることですが、極端なダイエットはリバウンドを招きます。

そして、極端なダイエットには必ずリスクがあります。

糖質制限ダイエットにも上記のようなリスクがあることを分かったうえで、あまり極端でない形で生活に取り入れていってください。

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