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ステロイド薬で中性脂肪が上がる?原因と対策は?

ステロイド薬の手帳
膠原病や腎臓などの病気に投与されるステロイド薬ですが、このステロイド薬を服用すると中性脂肪が上がると言われています。

治療のためにステロイド薬を服用する必要がある人にとっては、心配の種ですよね。

ここでは、ステロイド薬を服用する人のために、中性脂肪が上がらないように原因と対策を紹介します。

ステロイド薬で中性脂肪が上がる?


ステロイド薬は膠原病や消化器系の病気など、様々な病気の治療薬として使われています。

そのため、何らかの病気になった場合、医師の判断でステロイド薬を投与されることもあります。

しかし、ステロイド薬の副作用の中に「中性脂肪(トリグリセリド:TG)が上昇する」というものがあります。

中性脂肪を気にしている人にとっては、とても気になることだと思います。

もちろん、医薬品の副作用は全ての人に出る訳ではありませんが、自分に出るかも知れないと思うとやはり心配になるでしょう。

ステロイド薬の投与によって、なぜ中性脂肪が上がるのか、詳しいメカニズムや原因は判明していません。

しかし、脂肪分の代謝機能にステロイド薬が影響を及ぼすことだけは分かっていて、中性脂肪が上がる副作用があることも判明しています。

そのため、もしも中性脂肪が上がった場合には、何らかの対策を講じることが良いでしょう。

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中性脂肪が上がった場合の対処と対策は?


ステロイド薬を使って、中性脂肪が上がる副作用が出た場合、どうすれば良いのでしょうか?

最初にするべきことは「医師に相談する」ことです。

ステロイド薬に中性脂肪が上がってしまう副作用があることは、医師であれば必ず把握しています。

その対策として、中性脂肪を下げる薬を同時に投与するような対策を講じるというケースもあるようです。

そのため、ステロイド薬で中性脂肪が上がった場合には、必ず医師に相談しましょう。

そして、適切な対応について指示を受けることが大切です。

さらに、ステロイド薬を使っている間は、中性脂肪の変化に自分でも注意しておくことが良いでしょう。

おそらく、中性脂肪などを測定するために、医師による定期的な血液検査などが行われるはずです。

そのときの数値の変化に、必ず気を配るようにしましょう。

また、中性脂肪については、自らの努力で大きく上がらないようにすることもできます。

もちろん、中性脂肪を下げる薬を医師に処方してもらうほどの効果はないと言えますが、医師の指示による対処と同時に、「自分でもできる中性脂肪の上昇を抑制する方法」を試すことが良いでしょう。

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自分でもできる中性脂肪の上昇を抑える方法


ステロイド薬の副作用で中性脂肪が上がった場合、自分でも中性脂肪があまり上がらないように努力していることを医師に進言しましょう。

そして、その方法を継続しても問題がないかを確認しておきましょう。医師が投与する薬との相性などもあるため、この点だけは必ず確認しましょう。

自分で試したいことは?


医師による中性脂肪を下げる薬の投与以外には、次のことを試すと良いでしょう。

  • 食生活の見直し
  • 運動療法
  • DHA・EPAサプリメントの摂取

医師と相談の上、これらを試してみましょう。

食生活の見直し


中性脂肪は食事によっても、その上がりかたが変わります。

糖質や脂肪分の多いメニューを食べると、ステロイド薬を使っていなくても中性脂肪は急激に上昇してしまいます。

そこで、ステロイド薬を使っている間は、できるだけ中性脂肪が上がらないようなメニューに変えてみましょう。

例えば、普段よりも食事の量を減らしてみたり、中性脂肪を下げる効果のある食材を積極的に摂取したりすることなどが良いでしょう。

また、脂肪分の少ないメニューにすることも良いと言えます。

中でも揚げ物などを控えたり、青魚を食べるようにしたりしておけば、治療にも影響を及ぼさずに中性脂肪が上がりにくい状態にできると思われます。

一般的にメニューや食事の改善であれば、医師が考える医療行為にも影響はほとんどないと思われます。

それでも不安がある場合には、医師にメニューを変えていることを告げておきましょう。

問題があれば、その場で適切な指導をしてもらえるはずです。

運動療法


こちらはステロイド薬を使う病気によっては危険なので、医師と相談して「運動量」を決めましょう。

体を動かすことで、中性脂肪が蓄積しにくくなります。

そのため、できるだけ体を動かせる環境に身を置くことが良いでしょう。

ただし、ステロイド薬を使う病気によっては、体を動かせない、安静が必要などの場合があるため、医師の指導の下で行いましょう。

もしも運動ができないようであれば、他の方法を試すことが良いでしょう。

DHA・EPAサプリメントの摂取


こちらは「食生活の見直し」の項目にも関連することです。

中性脂肪を効果的に下げるには、摂取する食材が大切になります。

特に「青魚」などを食べてDHAやEPAを摂取することは、中性脂肪を低くするために効果的です。

そのため、ステロイド薬を使っているときには、できるだけ魚料理を増やすことが良いと言えます。

しかし、魚は苦手な人もいますし、たくさん食べられる食材でもないですよね。

普通に生活していても、毎日のように魚を食材に使っている人はほとんどいません。

そこで、魚を食べる代わりに、青魚に含まれている中性脂肪を効果的に低下させるDHAやEPAをサプリメントで摂取することが推奨されるのです。

中性脂肪を下げるDHA・EPAサプリメントとは?

中性脂肪を下げる薬を飲むことになったら?


ステロイド薬の副作用が原因で、医師による指示で中性脂肪を下げる薬を飲むことになる場合もあります。

その場合には「EPA製剤」という医薬品を投与する医師もいます。

この「EPA製剤」は、その主成分が「EPA」で青魚を大量に食べているのに近い薬と言えます。

つまり、医師が中性脂肪を下げようとして使う薬でも「EPA」が使われているのです。

ですから、中性脂肪の対策として「DHA・EPAサプリメントを摂取する方法」は、このことからも正しいと言えるでしょう。

また、このEPA製剤を医師が使うのは、大きな副作用がないからでもあります。

なぜならば、青魚をたくさん食べていることに近いからです。

同じように薬を使うのであれば、副作用はないほうが良いですよね。だからこそ、医師がEPA製剤を使うのです。

要するに、ステロイド薬の副作用で中性脂肪が上がることが不安であれば、普段から「DHA・EPAサプリメント」を摂取していれば、中性脂肪が上がりにくい体になれるとも考えられるのです。


DHA・EPAサプリメントと医師の治療


しかし、ステロイド薬の副作用で中性脂肪が上がることが不安だから、DHA・EPAサプリメントを摂取すれば良いということではありません。

なぜならば、ステロイド薬と一緒に中性脂肪を下げるための薬を医師が投与しているケースがあるからです。

中性脂肪を下げる薬はEPA製剤だけではありません。

それ以外の薬をステロイド薬と一緒に投与されていれば、DHA・EPAサプリメントを飲むことで「医師の治療が無効になる」ことも考えられます。

また、EPA製剤を投与されていた場合には、過剰な効果となってしまうことも考えられます。

そのため、ステロイド薬を使うことになった場合には、DHA・EPAサプリメントを飲んでいることを医師に伝えておくことが必要です。

医師に相談することで、DHA・EPAサプリメントを服用しているのであれば、中性脂肪を下げる薬を飲まなくても良いと判断するケースもあります。

反対に、DHA・EPAサプリメントを飲むことを中止して、中性脂肪を下げる薬を飲むように指導されることもあります。

いずれの場合でも、自分の判断ではなく「医師の指示を厳守」しましょう。

DHA・EPAサプリメントは中性脂肪を下げやすくするだけで、医薬品のように「中性脂肪を下げて病気を治す効果」がある訳ではありません。

トクホなどの中性脂肪を下げる効果が認められている商品にも病気を治す効果はなく、医薬品と比較してはいけません。

まとめ


ステロイド薬で中性脂肪が上がってしまうことは、副作用なので仕方ないと言えます。

しかし、食生活を見直したり、DHA・EPAサプリメントを摂取したりすることで中性脂肪を減らせる場合もあります。

しかし、医師によって中性脂肪を下げる薬を飲むように指示された場合には、その指示に従いましょう。

DHA・EPAサプリメントやトクホには予防効果はあっても、病気を治す効果はありません。そのことを忘れないようにしましょう。

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