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高血圧を下げるトクホ飲料まとめ

トクホ飲料を飲む男性
健康診断で血圧が高めと言われた方に、オススメのトクホ飲料(特定保健用飲料)について紹介します。

トクホ(特定保健用食品)は、からだの生理的機能や特定の保健機能を示す有効性、安全性などに関する科学的根拠を国が評価して承認したものです。

血圧が高めの方へ使用されている主な成分として、「ペプチド」「杜仲葉配糖体」「γ-アミノ酪酸(GABA)」「酢酸」「フラボノイド・クロロゲン酸類」などがあります。

血圧が高めの人を含め、健康を特に気にしている人たちは、トクホの商品を買うほうが信頼ができますよね。

しかし、これらはあくまでも食品であり、医薬品ではないため治療薬と同等の効果はありません。

ですので、血圧を下げるための手助けをしてくれるものとして考えましょう。

アミールS(カルピス)


“カルピス”の素である“カルピス乳酸”の中からLTP(ラクトトリペプチド)を発見し、これが血圧上昇抑制の手助けをします。

LTPは血圧上昇メカニズムの一つであるレニン-アンジオテンシン系と関わりを持っており、アンジオテンシンⅡという物質が受容体に作用することによって血圧が上昇します。

アンジオテンシンⅠがACE(アンジオテンシン変換酵素)によってアンジオテンシンⅡに変換されるですが、アミールSに含まれているLTPはこのACEの働きを阻害し、血圧上昇を抑制する仕組みとなっています。

目安として1日1本(200ml)を飲み続けることが重要です。

カルピス風味のアミールSに加えて野菜・果実ミックスジュースの毎日野菜/アミールSも販売されており、これも同様にLTPが含まれています。

プレティオ(ヤクルト)


GABA(γ-アミノ酪酸)を含んでおり、これは血圧を上昇させる一つのノルアドレナリンという交感神経伝達物質の分泌を抑制するなどの効果により、血圧上昇抑制の手助けをしてくれます。

このプレティオに含まれているGABAは添加したものではなく、乳酸菌シロタ株とラクトコッカス ラクチスの2種類の乳酸菌から生成した物質です。

また、これはヤクルトの特許となっています。

1日1本(100ml)を最低でも4週間継続的に続けていくことで、血圧が高めの人たちの血圧降下作用が見られたことが示されています。

胡麻麦茶(サントリー)


胡麻麦茶には、胡麻由来のタンパク質を分解することで得た胡麻ペプチドが使用されています。

この胡麻ペプチドはACEを阻害する働きがあります。

このACEは血圧上昇メカニズムに関係する一つの酵素であり、この酵素を阻害することにより、血圧の上昇を抑制する仕組みとなっています。

胡麻麦茶はお茶のため0カロリーであり、カフェインも含まれていないのが特徴です。

また、ミネラルが豊富に含まれています。

1日1本(350ml)を継続的に続けることが重要ですが、すっきりした味わいで続けやすいとのことです。

ゴマぺプ茶(サントリー)


ゴマに含まれているペプチドは、血圧を上昇させるメカニズムの1つの酵素であるACEを阻害します。

このACEを阻害することにより、血圧上昇の受容体に作用するアンジオテンシンⅡの生成を抑制するため、血圧の上昇を抑制する仕組みとなっています。

カロリーが0kcalということだけはなく、飲みやすい味のため続けやすいとのことです。

1日1本(190g)を飲み続け、血圧が高めの人では12週間で血圧の低下が見られたことが示されています。

サントリーから発売されている胡麻麦茶と同じような作用ですが、こちらは通販でしか購入できない上に胡麻麦茶に比べ高価となっています。

しかし、こちらの方が1日に飲む量が少ないので続けやすいですね。

トマト酢生活(ライオン)


トマト酢生活はトマトから生まれたお酢で、酢の主成分の酢酸以外にもトマト由来のグルタミン酸やGABAなどのアミノ酸が多く含まれています。

酢の主成分の酢酸は、血管を広げ血圧を下げる作用があると言われています。

また、トマトに含まれているGABAも、血圧上昇に関わっている交感神経物質のノルアドレナリンの分泌抑制に関与しています。

1日1本(100g)を目安として飲み続けることで、血圧が高めの人では6週間以降に以前と比べて、血圧が有意に低下したことが示されています。

酢の味が強めのため、酢の味が苦手な人が飲み続けていくのは難しいかもしれません。

燕龍茶(ヤンロンチャ)レベルケア(DYDO)


燕龍茶の原料は中国の薬典に記載されている羅布麻(ラフマ)というもので、血圧に良いお茶とされています。

この羅布麻は、燕龍茶フラボノイドというポリフェノールの一種を含んでいます。

他のトクホに含まれている血圧上昇抑制成分の一つのペプチドは、血管が収縮するのを防止する働きがあるのに対し、燕龍茶フラボノイドは血管を広げる物質であるNO(一酸化窒素)を活性化させ、血管を拡張することで血圧の上昇を抑制する働きがあります。

1日1本(500ml)を飲み続けることで、血圧が高めの人では4週間以降に血圧が徐々に低下していくことが示されています。

プレスライフ(サトウ製薬)


いわしのタンパク質である「サーデンペプチド」を配合しています。

英語でいわしをサーデンといい、タンパク質の分解物であるペプチドが合体した成分名です。

このサーデンペプチドは、血圧上昇メカニズムの一つであるレニン・アンジオテンシン系のACEという酵素を阻害する働きがあります。

アンジオテンシンⅡが受容体に結合すると血圧の上昇につながりますが、このACEを阻害することにより、アンジオテンシンⅠからアンジオテンシンⅡへの変換を抑制するため、血圧の上昇も抑制されます。

1日1本(100ml)で毎日継続して続けやすい「さっぱり青りんご味」となっています。

マインズ黒酢ドリンク(ミツカン)


酢で有名なミツカンから販売されているドリンクです。

1日100mlを飲むことで、酢の原料である酢酸750mgを摂取することができます。

黒酢中に豊富に含まれているアミノ酸やペプチドなども、血圧上昇の抑制作用の一部となっています。

マインズ黒酢ドリンクを継続的に飲み続け、血圧が高めの人で6週目以降に血圧の降下作用が示されています。

他のドリンクは1本ずつ1日量が小分けにされて販売されているのに対し、マインズ黒酢ドリンクは1本1000ml入りで販売されているので、1回に飲む量の値段も安価に抑えることができます。

まとめ


トクホ(特定保健用食品)はすべて継続することが重要です。

血圧が低下したからと言って、飲むのをやめてしまうと徐々に元の血圧の値に戻ることとも複数のメーカーで示されています。

こういった飲み物を日常の生活にとりいれることはよいことですが、やはり基本のバランスのとれた食事、適度な運動を見直すことが大切です。

また、今回紹介した特定保健用飲料は高血圧の薬を飲んでいても飲むことは可能とは言われています。

しかし、薬と同じようなメカニズムを持つ成分が存在しており、薬との相互作用も起こす恐れがあります。

そのため、こういった飲み物やサプリメントを飲む場合には、かかりつけの医師や薬剤師に相談しましょう。