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血中ケトン体測定器はどこで買える?値段は?

血中ケトン体測定器という機械があります。

糖尿病コントロールのもう一つの目安となる測定器です。


ケトン体測定器

血中ケトン体測定器の種類と値段などを2つ紹介


テルモ「メディセーフ Duo」1万5,000円


電極を使い分けるだけで血糖値と血中ケトン体が測定できます。

過去の測定データを450回分記憶できる機能も付いているため、1年以上を記録することができます。

また、1週間、2週間、1か月ごとに自動的に平均値を出す機能も搭載されているため、自分の血糖値とケトン体の量の増減が一目でわかることもポイントです。

本体のみ通販で買うことができます。

アボットジャパン「フリースタイルプレシジョンネオ」1万2,000円




電極を使い分けることによって、血糖値と血中ケトン体を測定できます。

本体のみの価格で、このほか専用の血糖測定電極とβケトン測定電極が必要です。

データとしては1000件を記憶することができ、リチウム電池2個で3000回の測定が可能です。

本体のみ通販で買うことができます。


なぜ本体しか買えないの?


血糖測定電極、ケトン体測定電極は「体外診断用医薬品」という区分になります。

医薬品を郵送販売で買うことは禁じられているため、本体は通販でも電極を郵送販売で買うことはできません。

電極は薬局でのみ買うことができます。

もちろん、本体そのものも薬局で買うことができます。

小さい薬局で売っていることは珍しいので、買いに行く前に問い合わせをするようにしてください。

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血中ケトン体測定器とは何がわかるの?


血中ケトン体測定器は、「糖尿病で体にどのくらいの不具合が出ているかを知るための機械」です。

糖尿病になると、エネルギー源となるブドウ糖を上手に使うことができなくなります。

体はエネルギー源を必要としますので、ブドウ糖の代わりに脂肪を燃焼させてエネルギーに代えようとします。

脂肪を燃やしてエネルギー源に代える、というのは素敵な響きを持つ言葉ですが、脂肪が燃えるとケトン体という燃えカスができます。

ケトン体は酸性の物質です。

脂肪ばかりを燃やしてケトン体がどんどん血液中に増えていくと、血液が酸性に傾いてしまいます。

これが「ケトアシドーシス」です。

過度なダイエットでもなりますが、糖尿病の人が引き起こすケトアシドーシスを「糖尿病ケトアシドーシス」と言います。

糖尿病ケトアシドーシスは危険な症状です。

症状については次に書きますが、これが進行しているのを防ぐために血中ケトン体測定器があります。

以前、ケトン体を測るにはケトン体試験紙を使っていました。

ケトン体は尿中に出るため、尿の中のケトン体量を調べればどのくらい脂肪の分解が進んでしまっているかわかるためです。

ケトン体試験紙は100回分で3000円前後なのですが、色で判定するため慣れるまで判別しにくいということと、尿が出ないと判断できないので良いタイミングで計ることが意外に難しいという欠点がありました。

血中ケトン体測定器は、血糖を測る測定器とメカニズムがほぼ一緒です。

スイッチの切り替えで血糖値と血中ケトン体が測定できるので、両方管理したい方にはこちらの方がおすすめです。


ケトアシドーシスは何が危険?


ケトアシドーシスになるとどうなるかを説明します。

糖尿病ケトアシドーシスの初期症状


ケトアシドーシスには前兆があります。

まず、多尿。そこから脱水症状になります。

脱水すると血液量が減少し、血液が「濃い」という状態になります。

血液が濃くなると、血糖も濃くなるので「高血糖」という状態になります。

糖尿病ケトアシドーシスが進行すると


やがて激しい口の渇きや脱力が襲います。

ケトン体が増えると、体が酸欠状態になります。

すると、嘔吐や吐き気が起こり、水分がますます取りにくい状態になります。

胃腸障害も起きやすくなり、下痢が始まります。

下痢は腸内のまだ吸収されていない栄養分を水分と共に流しだしてしまいます。

結果として、ひどい脱水に襲われます。

呼吸は早く深くなり、果実のようなにおいがしてきます。

これは「アセトン臭」といい、ケトアシドーシスの特徴の一つです。

水分が取れないので高血糖も長時間続き、脳細胞を脱水症状にしてしまいます。

こうなると意識は混濁し、昏睡に入ります。命の危険もあります。

ケトン体が血液中に増えつつある段階は、自覚症状がありません。

この段階でインスリン量を調節したり水分に気をつけたりすることで、ケトアシドーシスを防ぐことができます。

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