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血液をサラサラにする5種類のビタミンとは?

血液サラサラにするビタミン
健康に気をつけようと思ったとき、多くの人が食生活を見直します。

健康な体作りには、栄養バランスの良い食事が欠かせないからです。

しかし、どのような栄養価を摂取することが体のためには良いか、よく分かりませんよね。

血液をサラサラにして健康的になるには、必要不可欠なビタミンがあります。

ここでは、血液をサラサラにするために効果的なビタミンについて解説します。

どんなビタミンを摂取すれば良いの?


健康な体と言えば、多くの人が「血液サラサラ」を思い出します。

血液サラサラは、血液中の中性脂肪やコレステロールが必要以上に多くない状態で、血液の流れが正常な状態を表しています。

つまり、健康診断を受けても「異常なし」と言われるような状態ですね。

しかし、一定の年齢になれば、健康診断で問題がない人は少ないと言えます。

多少なりとも、中性脂肪やコレステロールの数値が高くなってしまいます。

実は、中性脂肪やコレステロールの数値が高くても、適切なビタミンを摂取できる食事メニューにすることで、血液サラサラの健康な状態に近づけると言えます。

そこで、血液サラサラに効果的なビタミンを学ぶことから始めてみましょう。

血液サラサラに効果的なビタミンは、次のようなものがあります。

  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • ビタミンB1・B2・B6
  • ビタミンP
  • ビタミンU

このようなビタミンが効果的です。

そのため、食事ではこのようなビタミンを含んでいるメニューにすると良いでしょう。

しかし、聞き覚えのないビタミンも含まれていると思います。

そこで、順番に詳しく解説していきます。確認してみましょう。

ビタミンC


ビタミンCと言えば、ほとんどの人がレモンを思い浮かべるでしょう。

確かにレモンにもビタミンCは含まれますが、たくさん食べることはできませんよね。

もう少し食べやすい食材を選ぶようにしましょう。

ビタミンCの効果とは?


ビタミンCは体の機能を維持するために必要です。

不足してしまうと、壊血病(かいけつびょう)という病気になるおそれがあります。

また、過剰摂取になっても吸収されず、排尿されることになるので心配はありません。

ビタミンCは「抗酸化力が強い」ことでも知られています。

老化の原因となる活性酸素が体内にある場合、この抗酸化力が強い成分が役立ちます。

また、酸化を抑えることができれば、コレステロールの酸化も抑制できます。

コレステロールが酸化すれば、血管を詰まらせてしまうおそれがあるので、抗酸化力が強いことで血栓症を予防できると言えます。

つまり、血液中に血栓ができにくくなるので、血流を良くしていくことができます。

その結果、血液サラサラな状態を維持できますし、動脈硬化などの病気を予防することもできます。

また、シミなどの原因となるメラニン色素を生み出す「チロシナーゼ」という酵素の機能を抑制してくれるため、シミなどができにくくなります。

これが、美白効果になります。

他にも、インターフェロンを生成することで、病気になりにくい体を作ってくれます。

インターフェロンにはウイルスを攻撃する能力があるので、様々な病気の予防になります。

何かの病気になれば、服薬などによって内臓に負担がかかることは否めません。

そうなれば、血流が悪くなるのは言うまでもないことです。

そのため、多くの病気を予防できるビタミンCは、血液をサラサラに保つには欠かせないと言えます。

ビタミンCを含む食材は?


ビタミンCを多く含む食材には、次のようなものがあります。

  • パプリカ(ピーマン)
  • ブロッコリー
  • イチゴ
  • キャベツ
  • ゴーヤ

このような食材があります。

トウガラシなどにも多くのビタミンCが含まれますが、たくさんは食べられませんよね。

そのため、食べやすい食材を中心に選んでいます。参考にしてくださいね。

どんなメニューが良い?


例えば、ピーマンの肉詰めなどが良いですよ。

中に詰める肉を「豚肉」にすれば、ビタミンB群も同時に摂取できます。

男性でも比較的食べやすく、食事のメインにもしやすいですからね。

また、ゴーヤチャンプルーも豆腐、卵、豚肉などを使うので、血液サラサラの効果が倍増します。

キャベツを使った野菜炒めなども、ニンジン、玉ねぎなどの血液サラサラに効果的な食材を使えるのでとても良いと言えます。

ビタミンE


ビタミンEが多く含まれる食材は、ほとんど思い浮かばないでしょう。

ここでシッカリと学ぶと良いですよ。

ビタミンEの効果とは?


ビタミンEは過剰摂取に注意が必要な成分です。

慶応大学の研究によれば、過剰摂取が骨粗しょう症のリスクを高めてしまうことが分かっています。注意しましょう。

ビタミンEは、抗酸化力が強いと言えます。

この点はビタミンCと同じです。

ただし、LDLコレステロールの数値を低下させて、HDLコレステロールの数値を上昇させる効果も持っています。

そのため、効率的に不要となったコレステロールを回収する機能が向上して、血流が悪くならないようにしてくれます。

また、血流を良くする効果も持っています。

そのため、血液サラサラの状態により近づける効果があると言えます。

他にも、美肌効果、肌荒れ解消などにも有効なので、不足しないように摂取したいビタミンです。

ビタミンEを含む食材は?


ビタミンEを多く含む食材には、次のようなものがあります。

  • アーモンド
  • ナッツ類
  • オリーブ(オリーブオイル)
  • ウナギ
  • イクラ

このような食材があります。

安い食品では「アーモンド・ナッツ類」が良いでしょう。

おつまみにもなりますし、ちょっとしたおやつにも最適です。

食材としては、鯛やウナギなどの高価な食材が多いと言えます。

毎日食べると食費もかさんでしまいますので、工夫して食べるようにしましょうね。

どんなメニューが良い?


ウナギなどは、かば焼きでも良いでしょう。

しかし、毎日食べるには高価ですよね。

そこで、オリーブオイルを使うように食事を変更することが良いと言えます。

油は必ずと言って良いくらいに使います。

その油をサラダ油からオリーブオイルにするだけでも、随分と変わると言えます。

また、おつまみに「アーモンド」などを少しだけ取り入れたり、オリーブのピクルスを食べたりすることも効果的です。

どうしても難しいようであれば、サプリメントの摂取を考えると良いですよ。

ビタミンB群


ビタミンBはまとめて紹介します。

とても摂取しやすい食材に多く含まれるので、メニューにも取り入れやすいですよ。

ビタミンB群の効果とは?


ビタミンBが不足すると、胃腸の不調や口内炎など、様々なトラブルに見舞われます。

一方で、水溶性であるため、過剰に摂取したものは尿などで排出されます。

そのため、食事で摂取するのであれば、過剰摂取に注意する必要はないでしょう。

ビタミンB1は、糖質の分解を補助する効果を持っています。

そのため、余分な糖質が体内に蓄積しないので、中性脂肪を減らすことにつながります。

中性脂肪が減れば、血液サラサラの状態に近くなります。

ビタミンB2は、体の代謝機能を促進してくれます。

また、糖質・脂質の代謝も促進する効果を持っているので、体内に中性脂肪が過剰になることを防いでくれます。

代謝機能をアップすることで、コレステロールの蓄積も防げる効果が期待できます。

結果として、コレステロールや中性脂肪を減らす効果があると言えます。

ビタミンB6は、脂質の代謝に寄与します。

脂肪肝を予防するために必要な成分とされており、肝機能の維持には必要と言えます。

肝臓の機能が低下すれば、代謝機能が低下してしまうため、血液中の中性脂肪やコレステロールが増えることが考えられます。

そうなると、血液がドロドロの状態になります。

肝機能の維持は、血液サラサラには欠かせないと言えますよ。

ビタミンBを多く含む食材は?


ビタミンB群を多く含む食材には、次のようなものがあります。

  • 豚肉
  • 大豆
  • のり
  • 昆布

このような食材があります。

比較的安くて摂取しやすい食材が多いので、食事に取り入れてみましょう。

どんなメニューが良い?


大豆を納豆で摂取すると考えれば、納豆・のりなどは朝食メニューとしては使いやすいですよね。

また、昆布は「ふりかけ」などに多く含まれるので、こちらも朝食で使えば良いでしょう。

一方、豚肉は夕食でも使いやすい食材です。

ビタミンCの項目で紹介した野菜と一緒に野菜炒めにしても良いですし、玉ねぎ、ニンジンなどを使って「ハンバーグ」などにしても摂取しやすいですよね。

お子さんでも食べやすい食材なので、有効活用しましょう。

ビタミンP


こちらは聞き慣れないビタミンと思います。

正確に言えば、ビタミンではないのですが、摂取したいビタミンと言えます。

ビタミンPの効果とは?


ビタミンPは、正確には「水溶性ビタミン様作用物質」で、ビタミンのような作用をする物質と言えます。

その正体はフラボノイドという物質で、ポリフェノールの一種です。

一般的には「ヘスペリジン・ルチン・ケルセチン」をまとめてビタミンPと称しています。

ヘスペリジンは、毛細血管などを強くする効果や血流の改善効果などが注目されています。

つまり、血圧をコントロールするために必要な血管を強化してくれるので、血液がサラサラと流れやすくなるのです。

さらに、中性脂肪を分解する効果、コレステロールの調整効果もあるので、血液の流れを妨げる原因の一つである「中性脂肪・コレステロールの数値を下げる効果」が期待できます。

また、ビタミンCを安定化させて、効果を引き出すためにも役立ちます。

ルチンもヘスペリジンと近い効果があります。

抗酸化力もありますし、血管を強くする効果も備わっています。

血圧のコントロールにも役立ちますので、血液をサラサラにする効果が高いと期待されている成分です。

ケルセチンも血管を強くする効果を持っています。

血管を拡張したり、収縮させたりするために効果的な成分なので、血流を良くするためには必要な成分と言えます。

ビタミンPを多く含む食材は?


ビタミンPを多く含む食材には、次のようなものがあります。

ヘスペリジン

  • かんきつ類(青みかん、レモンなど)
  • さくらんぼ

ルチン

  • そば
  • みかん
  • トマト
  • アスパラガス

ケルセチン

  • 玉ねぎ
  • りんご
  • そば
  • かんきつ類

このような食材があります。

成分によって多く含まれる食材が異なるので、自分が食べられる食材、好きな食材などを選びましょう。

どんなメニューが良い?


ルチンであれば、1日に1食をそばにするだけで十分な量が摂取できます。

全体的に摂取するのであれば、かんきつ類を食べることが良いでしょう。

みかん、レモン(ハチミツレモン・レモンの砂糖漬け)などをデザートに食べるようにするだけでも、かなりの効果があると言えます。

食事メニューとして検討するのであれば、玉ねぎ、トマトなどが摂取しやすいと言えます。

特に玉ねぎは料理に使いやすいので、便利です。

例えば、豚肉のショウガ焼きに玉ねぎを加えるだけでも効果は倍増します。

サラダを作ったときに、トマトを横につけるなどの工夫も良いでしょう。

どの成分でも効果が近いので、自分が食べられる食材を取り入れると良いですよ。

ビタミンU


こちらも聞き覚えがないと思います。

近年、とても注目されている成分なので、この機会に学んでおきましょう。

ビタミンUの効果とは?


ビタミンUも正確にはビタミンではありません。

水溶性ビタミン様作用物質です。

アミノ酸の一種で「S-メチルメチオニン(塩化メチルメチオニンスルホニウム)」という名前です。

これだけ聞いても分かりませんよね。

しかし、多くの人がピンとくる名前があります。

それが「キャベジン」です。

キャベツから見つかったために、このような名前になっています。

このビタミンUは、胃腸の働きには必要な成分です。

キャベジンが胃腸薬に使われていることからも分かるように、胃腸の機能、肝臓の機能などを良好に保つために効果的です。

また、脂肪肝を予防できる効果もあり、脂肪分の消化・吸収を補助してくれます。

この効果から、体内に必要以上の脂肪分が蓄積しないようにする効果があると考えられます。

その結果、中性脂肪などを減らすことにもつながると期待されています。

さらに、胃腸の機能が正常であれば、上記のビタミンもシッカリと吸収できます。

反対に、胃腸の機能が十分でなければ、せっかくビタミンを摂取しても十分に吸収できません。

つまり、ビタミンUは「他のビタミン類を吸収するために必要」と考えられます。

ビタミンUを多く含む食材は?


ビタミンUを多く含む食材には、次のようなものがあります。

  • キャベツ
  • アスパラガス
  • レタス
  • セロリ
  • ブロッコリー
  • 牛乳
  • 青のり

このような食材があります。ほとんどが、サラダの材料ですね。

つまり、サラダを食べるようにすることが良いでしょうね。

どんなメニューが良い?


サラダが良いことは言うまでもありません。

しかし、キャベツを使った肉料理も検討する価値があります。

例えば、回鍋肉(ほいこーろー)は「牛肉とキャベツ」などで作りますよね。

牛肉にはビタミンB群が多く含まれているので、キャベツと一緒に使えば、血液サラサラのレシピになります。

もちろん、豚肉とキャベツの炒めものでも良いですよ。

他にも、ロールキャベツなどもキャベツをたくさん食べられますし、キャベツ、セロリなどを使ったスープなども効果的です。

キャベツは工夫次第で料理に使いやすいので、様々なメニューを取り入れましょうね。

まとめ


血液サラサラに効果的なビタミンはたくさんあります。

特にビタミンUと呼ばれる「キャベジン」などは、胃腸の働きを助けてくれて「他のビタミン類を吸収するためにも必要」と言えます。

食事のメニューを少し工夫するだけでも、効果的なビタミンを摂取しやすくなります。

解説したメニューなどを参考にして、食生活を見直してみましょうね。