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血糖値を下げる市販薬には何がある?海外輸入薬は危険です

血糖値を下げる市販薬はある?
血糖値を下げる市販薬や、海外からの輸入薬は使用してもよいでしょうか?

まとめてみました。

血糖値を下げる市販薬はある?


血糖値を下げる市販薬はありません。

薬局で買える血糖値を下げる薬は、すべて医師の処方箋が必要です。

ドラッグストアで買える市販薬に、血糖値を下げる効果のあるものはありません。

第2類医薬品として分類されている糖解錠という薬はあります。

生薬のエキスの粒ですが、こちらも健康食品以上に期待できる働きはありません。

有効成分はほぼすべて漢方でつかわれている生薬です。

ほぼサプリメントに近い内容のものだといわれています。

糖尿病の薬が市販されていないのは、糖尿病は自己治療が大変危険な病気だからです。

薬の規制の緩い海外からの輸入品はどうでしょう?

血糖値を下げる海外輸入薬は手に入る?


血糖値を下げる海外輸入薬として、メトグルコという薬が挙げられます。

この薬は腸から吸収される糖質の量を減らすことによって、血糖値を上げないようにする薬です。

しかし、メトグルコを自己判断で飲むことは危険です。

血糖値が低くなりすぎる低血糖を起こすことがあり、さまざまな副作用があるからです。

妊娠中の人が飲むことにより、形態異常の赤ちゃんが生まれる可能性すらあります。

メトグルコを医師の処方箋なしに飲むことの危険性は、「適量を判断できない」ということによります。

メトグルコ錠250mgの効能と副作用

血糖値を下げる適量を、医師や薬剤師以外の人が判断することは実質的に無理です。

あなたの既往症、体質、生活習慣、現在の体の状況、合併症の進み具合…という様々な要因から、どのタイプの薬を使うか、どのくらいの量服用するかが決まってきます。

体の状態と違う薬を飲んでしまうと、副作用の強まり、合併症の進行などの悪い結果になってしまうことがあります。

合併症は、糖尿病が死に結びつく一番の要因と言われます。

ですから、市販薬を自己診断で飲むことは危険なのです。

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本当に怖い糖尿病の合併症


糖尿病は怖い病気です。

なぜ怖いかと言うと、高血糖の状態でも日常生活に自覚症状はほとんどないからです。

ほとんどないにも関わらず、さまざまな合併症が知らない間に進行します。

主な合併症を並べてみます。

急性合併症


急速に容態が悪化する合併症です。

肺炎のような感染症など、体に大きな負担がかかったときに急速に悪化します。

ケトアシドーシス


嘔吐や意識障害、呼吸障害などが起こり、命に関わる症状です。

1型糖尿病の人に多い合併症です。

入院治療が必須となります。

高血糖高浸透圧昏睡


2型糖尿病に多い合併症です。

もともと腎機能が悪かったり、のどの渇きに気が付かずに水分補給が遅れてしまったりすると起きやすい症状です。

急な低血圧、けいれんなどの神経症状を伴うことになり、命も危険な状態になります。

脳梗塞や心不全などを併発することもあります。

高度な脱水を伴うため、入院しての点滴治療も必要になります。

慢性合併症


慢性合併症としては、障害される血管の太さによって大きく2種類に分けられます。

細い血管が障害される合併症を細小血管症といい、動脈が障害されるものを大血管症といいます。

細小血管症は、神経障害、腎症、網膜症が3大合併症と言われます。

糖尿病特有のもので、高血糖が続くことによって発症します。

末梢神経障害


手足に、左右対称に感覚障害が起こります。

しびれ感があったり、温度や痛みが分かりにくくなります。

分かりにくくなるだけなので自覚症状は取り立ててありませんが、気が付かずにやけどして、そこから壊疽を引き起こしたり、体温調節ができなくなったりします。

自律神経障害


立ちくらみ(起立性低血圧)神経因性膀胱(排尿障害などが起きます)、発汗異常などが起こり、日常生活に支障をきたすようになります。

腎症


タンパク質が腎臓で過剰に濾過され、タンパク尿が出るようになり、糸球体が傷むことによって適正な尿のろ過ができなくなります。

透析を受ける原因になります。

透析は、一度受け始めたら死ぬまで受ける必要があります。

糖尿病の発症からは、数年~十数年で腎症が引き起こされます。

しかし、この期間は適正な治療と投薬、生活習慣の改善によって引き延ばすことができます。

血糖値ばかりに目が行き、市販薬で血糖値を下げることだけを考えていると、一番際立ってくるリスクが腎症です。

網膜症


網膜に栄養を与える細い血管に異常が生じます。

失明することもあります。

糖尿病になってから10年前後で発症するといわれますが、血糖コントロールが良ければもう少し長く発症しないことも多々あります。

逆に、血糖コントロールが悪ければもっと早く発症します。

動脈硬化性疾患


心臓に栄養や酸素を与える冠動脈が動脈硬化を起こし心筋梗塞を引き起こす冠動脈疾患、動脈硬化が脳に起こる脳梗塞、壊疽から手足を失うきっかけになる下肢閉塞性動脈硬化症などが挙げられます。

糖尿病になると血管が肥厚化し、硬化していきます。

手足の末端の細い部分に血液が行かなくなると壊死状態になってしまうのですが、末梢神経障害を合併しているとそれにすら気が付かなくなります。

こうして壊疽が起こります。壊疽の起きた部分は切り落とす必要があります。

この下肢閉塞性動脈硬化症のリスクは、糖尿病によって通常の3~4倍に上がるといわれています。

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糖尿病に市販薬は危険


糖尿病に効果のある市販薬が少なく、海外輸入薬もおすすめできないのは、糖尿病では血糖値のコントロールがうまくいかないとこれだけの病気が早期発症してしまう可能性があるためです。

糖尿病予防は、ただ単に血糖値さえ下げればよいのではありません。

生活習慣を正し、合併症の兆候がないかどうか、発症をできるだけ遅らせられるように医師の管理が必要です。

血糖値が高い状態で病院に行っても、すぐに簡単にやめられない血糖値抑制薬が出されるわけではありません。

血糖値が高いなと感じ始めた初期のうちに、しっかりと医師の指導を受けておきましょう。

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