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隠れ高血糖の症状とは?原因と対処方法【自己チェック】

隠れ高血糖が気になる男性
隠れ高血糖は隠れ糖尿病とも呼ばれる症状で、潜在化してしまうため発見されにくい高血糖です。

この状態が長く続くと糖尿病になるため、思い当たる節があれば予防しなければいけません。

隠れ高血糖とは?


隠れ高血糖とは、健康診断で測る空腹時の血糖値は正常なのに、食後血糖値が基準値を上回る(200mg/dl以上)状態になることです。

隠れ高血糖が発見されるには、空腹時血糖値ではなく、食後血糖値を計測する必要があります。

ですが、通常の健康診断では、食後血糖値を計測することはあまりありません。

そのため発見しにくく、気が付いたときには空腹時血糖値も高くなってしまう「糖尿病」の状態になってしまいます。

隠れ高血糖には次のような症状が現れます。

  • いつもだるい
  • 尿の回数が増えた(頻尿)
  • 水を飲む量は変わっていないのに、尿の量が増えた
  • 口が渇くようになってきた
  • 特別なことをしていないのに、体重が減り始めた

最後の、「体重が減り始めた」はすでに糖尿病が始まっている確率が高いので、この症状が起きている人はすぐに病院で検査をしてもらいましょう。

残り4つが当てはまる、と言う方は隠れ高血糖かもしれません。

隠れ高血糖を放置しておくと、糖尿病の発症リスクは上がります。

隠れ高血糖は、簡単になってしまう症状でもあります。

未然に防ぐために、原因を知っておきましょう。

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隠れ高血糖の原因は?


隠れ高血糖の原因は、脂肪肝と脂肪筋です。

体の中に糖があふれると、膵臓から分泌されるインスリンは「糖を肝臓に取り込むように」という指示を出します。

ところが糖が多すぎた場合、肝臓内に糖をためておけなくなります。

糖をためて置くスペースがなくなっても、血液中に糖があふれている場合、インスリンは肝臓内の糖を脂肪に変えます。

これが脂肪肝の原因となります。

糖をためておく組織は、体の中にもう一つあります。それが筋肉です。

身体を動かすために必要なエネルギーとして糖や脂肪をため込んでくれるのが筋肉ですが、こちらもため込みすぎると脂肪筋になります。

脂肪肝と脂肪筋になってしまうのは簡単です。

3日程度暴飲暴食が続けば、どんなに普段健康な人でもこの状態になってしまうことが分かっています。

脂肪筋と脂肪肝は、糖尿病の特徴です。

この状態になるのにはたとえるなら2泊3日の食い倒れ旅行で十分、と考えると、糖尿病はとても身近なものだということが分かります。

誰でも3日で脂肪肝・脂肪筋に!


たったの3日、過剰エネルギーを摂取し続けるだけで肝臓に脂肪がついてしまうというのは、歓迎すべきことではありません。

ですが、人間の臓器も筋肉の総量も、そんなに大した量ではありません。

成人でさえ、体重の6~7割は水分ですから、溜めて置けるエネルギー量がそんなにたくさんあるわけではありません。

暴飲暴食を慎むのはもちろんですが、つくのが簡単な脂肪は落とすのも簡単です。

もちろん、ついてから長い時間がたったり、蓄積されてしまったりすると改善は時間がかかるようになります。

それを防ぐためにも、2~3日食べすぎたな、と思ったら、そこでたまってしまった脂肪を落とす努力をしないと隠れ高血糖の状態になってしまいます。

隠れ高血糖の段階で高血糖状態を解消しておけば、糖尿病の発症リスクは低くなります。

糖尿病は体にさせた無理の蓄積です。

一度なってしまうと、蓄積を解消するには長い時間もかかり、その間生活の質も下がりますので早めに原因を解決してしまいましょう。

隠れ高血糖の予防には運動が一番


3日分の脂肪肝・脂肪筋は、どのくらいの運動で解決するでしょうか。

脂肪筋は、1時間程度のスロージョギングか、同程度の有酸素運動で改善します。

脂肪肝を改善するには、数日間の低脂肪食が良いとされています。

低脂肪食とは、中性脂肪やコレステロールの含まれている割合の少ない食品を多く使う食事の事です。

精進料理をイメージしていただくと分かりやすいです。

果物や野菜、海藻類を多めに摂り、肉類は少なくし、食物繊維の多い雑穀などを食べます。

炒め物、揚げ物を避け、煮物など和食中心の食事にします。

マヨネーズやドレッシングなどの油を使った調味料にも気を配りましょう。

これを数日間続ければ、脂肪肝は改善され、隠れ高血糖の状態も改善することが期待できます。

注意点は、低脂肪食だからと言って安心して食べすぎないようにすることです。

体が飢餓感を感じないように、腹持ちの良い良質のたんぱく質を摂取したり、食物繊維の豊富なものをたくさん摂るとよいでしょう。

耐えがたい空腹感を感じるようなら、1日3食ではなく、1日5食~6食など小分けにするのも良い方法です。

1日5食にした際には、5食分の食事が1日分の量になるように気を配りましょう。

身体を飢餓状態にしないことで、必要以上に糖や脂肪をため込むことを防ぎます。

年を取るにしたがって、糖尿病になるリスクや、隠れ高血糖であるリスクは増えていきます。

予防のためにも、1日1食は低脂肪食を取るように心がけ、1週間に1日はハイキングや草野球、スロージョギングなど、無理のない形で楽しく続けられるスポーツを続けることが健康への第一歩です。

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