1. ホーム
  2. 血糖値
  3. ≫エリスリトールで血糖値は下がるか?副作用や危険性もある?

エリスリトールで血糖値は下がるか?副作用や危険性もある?

エリスリトール
エリスリトールはブドウ糖を原料とした甘味料です。

砂糖の75%の甘さを持つといわれるエリスリトールはこんな甘味料です。

エリスリトールはどんな食品なの?


エリスリトールは、発酵食品由来の糖質です。

ワインや清酒、果実やキノコなどにも含まれています。

ブドウ糖と酵母を発酵させて作る甘味料で、砂糖の4分の3の甘さがあります。

厚生省のエネルギー評価法では、カロリーがゼロと認められている唯一の糖質で、肥満等の予防や改善に役立つ甘味料として注目を集めています。

人工甘味料というと、おなかを緩くしやすいという欠点がありますが、エリスリトールにはこの作用を起こしにくいという特徴があります。

糖が口の中で虫歯菌に触れて酸を作り出すことによって虫歯になりますが、エリスリトールは虫歯菌に触れても酸を作り出さないことが確認されています。

いわば、虫歯になりにくい甘味料ということができます。

エリスリトールは血糖値を上昇させにくい甘味料です。

エリスリトールは小腸で吸収されて血液中に放出されますが、血液中で代謝されることがありません。

結局、摂取したエリスリトールの90%以上は排泄されます。

血糖値を上昇させにくいため、糖尿病の患者さんが使っても大丈夫な甘味料です。

今まで、糖尿病というと「甘いものは食べられない」ということが常識でしたが、新しい甘味料の普及により、この常識は変わってくるかもしれません。

スポンサーリンク

エリスリトールの使い方


普通の甘味料と同じように料理やお菓子に使えます。

エリスリトールは、口に入れた瞬間はたいへん甘い甘味料ですが、すっとその甘さは消えてしまいます。

一番口の中で甘みが長持ちするのはステビアですが、ステビアに比べるとエリスリトールの甘みは3分の1の時間しか感じることができません。

ですが、ステビアは甘さを感じるまでに時間がかかります。

よく咀嚼せずに飲み込んでしまうタイプの人だと、ほとんどステビアの本来の甘さを感じることはないのではないでしょうか。

両方のいいところどりをするために、お菓子業界ではエリスリトール+ステビアを使っているところもあるようです。

研究上、エリスリトール+ステビアの甘みの感じ方は、一番ショ糖の甘みに似ているということです。

スポンサーリンク

人工甘味料は危ないって聞くけれど…副作用のようなものは?


人工甘味料には健康被害のうわさが付きまといます。

カロリーゼロ飲料を飲んでいる人は、カロリーゼロではない飲料を飲んでいる人に比べて腹囲が大きかったりすることがあるらしいという噂もあります。

人工甘味料は上手に取り入れれば、生活の中の潤いをもたらしてくれるものです。

エリスリトールの摂取上限量


エリスリトールの摂取上限量は、1日40gとされています。

JECFA(FAO/WHO合同食品添加物専門委員会)でも1999年に安全性は確認されていますが、この摂取上限量を超えるのは望ましくありません。

甘さに依存しすぎないようにしましょう


甘みには、依存性があります。

弱い甘みで我慢しきれなくなって、どんどん強い甘みを欲しがるようになってしまうのは人間でもほかの動物でも同様です。

きちんと適量を守り、薄いと感じるくらいにとどめておくのがお勧めです。

本来の人間の味覚は、炭水化物を唾液中のアミラーゼで分解したときに生じる甘みが基本です。

そして、甘みは強くなればなるほど、「甘みを感じる能力」を鈍らせてしまうことがあります。

特に「血糖値を上げない甘味料」というのは、糖尿病の方にとって甘美な文句に聞こえます。

今までの糖への欲求を一気に昇華してしまおうとすると、普通の甘みでは満足できなくなってしまいます。

もともと、人間が甘みを感じるのはビタミンが欲しいときだという説もあります。

ビタミンを取るために一番手っ取り早いのは、果実を食べること。

そしてほとんどの果実には甘みがあります。

そのため、甘いものがほしいときはビタミンを補えばよい、といわれてもいます。

身体としては、糖尿病食で摂取する糖質量で十分なはずです。

けれど、「甘いものを食べても平気」という心境になってしまうために糖尿病の食事療法がなあなあになり、しまいには乱れてしまう例も確かにあることを忘れてはいけません。

エリスリトールは腎臓に負担をかけることを忘れないようにしましょう


エリスリトールは摂取した量の90%以上が尿として排泄されます。

尿を作っているのは腎臓です。

エリスリトールは腎臓にとっては異物なので、体の中にあると困る毒素と同様に排出されます。

腎臓はこういった毒素をこしとって排泄してくれる大事な臓器ですが、使いすぎると疲れてしまい、腎機能不全などを起こすことがあります。

もともと血糖値の高い人は起こしやすい症状です。

甘くて、しかも血糖値を上げないからどんどん食べよう、ということになると腎臓の負担も増えます。

そうでなくても糖尿病の人は腎臓への負担が大きいものです。

腎臓のためにも、薄い甘さにとどめておきましょう。


エリスリトールはどこで買えるの?


エリスリトールは普通に通販で売っています。

比較的新しく認知された甘味料なので、スーパーやドラッグストアによってはまだ取り扱っていないところもあるかもしれません。

国内での代表的なものは、三菱化学フーズのエリスリトールです。

お菓子作りに使うときは、フランス産のものを使うことが多いようです。

お値段は1キロ1000円前後です。

スポンサーリンク