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コーヒーと高血圧。クロロゲン酸とピラジンの効果

コーヒー
“カフェイン摂取”と言えばコーヒーですが、コーヒーを毎日飲まないと目が覚めない。

シャキっとしないという方もいらっしゃいますよね。

一昔前まではコーヒーはコーヒーに含まれるカフェインが興奮作用を示すため、血圧を上昇させると言われてきました。

しかし、現在はコーヒーを飲むことで血圧を下げるかもしれないという研究結果も登場しています。

今回はそのコーヒーと血圧の関係について紹介します。

コーヒーが血圧を下げる理由とは?


血圧を下げる理由として、クロロゲン酸が関わっていると考えられています。

このクロロゲン酸は、コーヒー豆から見つかったポリフェノールの一種です。

研究によりこのクロロゲン酸類は血圧改善作用だけでなく、血糖値上昇抑制作用、抗酸化作用、抗菌作用、抗発がん予防などのさまざまな機能性を持っていることが報告されています。

このポリフェノールの一種のクロロゲン酸はコーヒーの酸味、渋味などにも関わっていると言われ、5~10%の量がコーヒーに含まれています。

他にもポリフェノールを含んでいる食品として、赤ワイン、アメリカンチェリー、チョコレート、お茶などがありますが、コーヒーのポリフェノール量は緑茶の2倍、赤ワインと同程度の量が含まれています。

生活習慣病の一種である高血圧は、生活習慣が乱れた状態です。

この状態の時には体内で活性酸素という物質が細胞や血液を酸化し、血液がドロドロとなり、これが血圧上昇につながります。

この際に、ポリフェノールの強い抗酸化作用が活性酸素を分解し、血液をサラサラにしてくれます。

また、このポリフェノールは血管を拡張する作用もあり、これらが血圧を抑制する手助けをしていると言われています。

また、コーヒーの香りを嗅ぐだけでも血圧上昇の抑制の手助けをしてくれるという研究報告もあります。

これは、コーヒーの香りに含まれているピラジンという成分が血栓を溶かす作用があるからです。

さらに、コーヒーの香りを嗅ぐことでリラックスできるという人もいらっしゃるのではないのでしょうか。

リラックスした状態は副交感神経が働くため、これが血圧の低下にもつながります。

コーヒーを飲む際の注意点


上記でお伝えしたことは、すべてブラックコーヒーの時の研究結果です。

コーヒーを飲むために砂糖やミルク、クリームを入れてしまうとその分のカロリーなどを余分に摂取してしまい、血液もドロドロになり血圧上昇につながる可能性もあります。

最後に


コーヒーは血圧に効くからといって、毎日の大量摂取は控えるようにしましょう。

何事も適量が大切です。

また、コーヒーのカフェインは血圧を上昇させる要因の1つですが、このカフェインはコーヒーを飲み続けることで耐性ができるとも言われているため、継続的にコーヒーを飲むことも可能です。

今回は、コーヒーに焦点をあててお話しましたが、血圧上昇の抑制のための基本はバランスの良い食事と適度な運動です。

これらは降圧薬を飲んでいる人、血圧が高めの人の全てに当てはまることなので今一度、食生活について見直してみてはどうでしょうか。